新春!福袋!中身は…ゴミ?福袋はいつから在庫処理になったのか。

大好きな洋服メーカーの福袋景品をゲットした私は家に帰るなり、袋を開けて絶望した。

2019年の福袋は、2018年の余った景品で埋め尽くされていました。

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いや、この服すでに持ってますが!!????


一年の清算を福袋でしているようでした。

こんなことがあった今年、私はついに調べることにしました。

いつ、福袋は在庫処理に徹したのか。

 

1、福袋はいつからギャンブル性を身に着けたか

中になにが入っているかわからない。でも、良いものが入っているかもしれないし、良くないものが入っているかもしれない。これが福袋の醍醐味。ドキドキ感。

これは、一種のギャンブルに似た性質を持っていると私は思います。

逆に、次に話ますが「中身がわかるタイプの福袋」はドキドキしないから買っても満足できない方もいるのかもしれないと思います。

このギャンブル性から、自分が必要としていないものが入っていた時に「他を買ったらもっといいものが入っていた」とは思わないのが日本人。「全てあの中は在庫処理だ」と中身を見ていないのに決めつけるのが関の山。

コンビニ店員の態度が悪いと、その店員が悪いではなくその店が悪いと印象づくのはよくあることです。それほど、馬鹿なんです人間。

話がそれましたが、そういった悪意がこの福袋の印象に繋がっているのではなかという推測です。

2、亜種:中身がわかるタイプの福袋

中身がわかるタイプは一言で片づけるならば

福袋じゃないです。

福袋は中身が見えないのが基本ですから、正月用の売り文句ですね。なので、今回はサンプルから除外です。

3、じゃあ一体いつから、福袋は始まったのか?

江戸時代まで福袋の歴史は遡ります。

江戸時代はまだ、福袋という商品はなく「恵比寿袋」というものを年初めに販売していたそうです。この恵比寿袋は現在の三越の元祖「越後屋」が1年の裁ち余りの生地を袋にいれて、販売した。これが江戸市中で大変な評判を得て「恵比寿袋」として有名になる訳です。

この恵比寿袋の恵比寿はおそらく、呉服屋が小切れを「夷(えびす)切れ」として売り出していたことから由来しているのでは?と勝手に解釈しています。

 

つまり、江戸時代から福袋は在庫処理袋だったわけです。

我々が、在庫処理に批判する訳ではなく元々在庫処理であり、中身がわかるような商品が販売されるようになったが故に生まれた「わがまま」だったわけです。

 

不思議と、福袋の洋服被りが気にならなくなってきました。

 

いや?でも、被り物だからといって、被るのは…。

 

 

なんでもない。

 

以上、硲翔太郎でした。