値切りをすると見える世界について話したい

世の中いったもん勝ち

 

とは、よく言ったもので

 

「安くなりませんか?」

と言ったか、言わないかで値段が変わるんですね。

例えば、引っ越し。

引っ越し業者に最初に提示された価格が「安くなりませんか」

と私の声で、80%OFFになったことがあります。

もちろん、日にちとか準備の度合いとか、他社の見積もり金額とか、即決しますとか

色々な要素があっての、割引なんですけども。

そんなは抜きにして、一番私自身が怖いな、と思うのは

なにも言わなかったら、5倍の値段で売りつけられていた

ということ。

 

なにそれ、と思いますね。

実際に値引きしたものをちょっと陳列していきます。

ガス料金、砂利10キロ、テレビ、車、家賃、家具、外注費用…などなど

 

冗談抜きで人生での値引き額100万は余裕で超えてます。

例えば、ガス料金どんな情勢であろうと、相場より安く契約できます。

相手が一番嫌なのは利益が薄いことより、契約自体が無いこと。

「あ、ガス会社変えてもらうように大家にお願いするんで、もう大丈夫です」

これで、ワンパン。

で、月1000円強やすくなり、1年で1万5000円

車。

私、中古車を治しながら乗るのが好きなんですが

程度がいい車がありまして、最初の見積もり75万。

最終的な契約32万。

なにも言わなかったら、43万損していた。

引っ越し、最初に貰った見積もり18万円⇒7万円。+11万円

 

ぱっと出てくるだけでもう50万近いです。

まじで、恐ろしい。

でも、お前がケチなだけだろ?

ごもっと。

逆に、本来払わなくていいお金を払っているのが許せる神経がわかりません。

だから、嫌われてもいいから安くするメンタルを養っていただきたい。

 

ちょっと話は反れますが、私がこの性格になる事件がありました。

それは、保険料の二重支払い

そのころ、転勤や転職続きで地方を転々としていたんです。

で、国民健康保険の支払いも面倒で、一括で1年分まとめて払ったりしてたんです。

その後、3か月で引っ越して、その引っ越し地でまた1年一括納付したりしてたんです。

で、本来なら還付のお知らせがくるんですが。

転々としていたせいで、手元に届かず。

保険料の還付の期限は2年なんですが、見事に過ぎ去りまして

数十万ドブに捨てたんですね。

 

それが、さらに数年後気づいた時に思ったんです。

自分で言わないと、だれも教えてくれない世界なんだ。

行政機関がお知らせしてくれないなら、

あわよくば、多く払ってもいいかと思われているなら、

民間業者なんで、もっともっとお知らせしないよな。

利益が欲しいのが会社なんだから…。

 

と若い私はそのとき魂に刻み込みました。

 

悲しいことに、結婚に至るような同居人もおりませんでしたので、自分で調べてやるしか無いんですね。

そんなことを繰り返しているうちに、値引き魔人になってました。

 

でも、値引き魔人になって思うことがあるんです。

どうやって相手が設けているかのカラクリを知ることで値引き交渉ができるんです。

これ、逆に言うと仕組みを理解する力がつくんです。

 

車はなんでローンを組んだら安くなるのかを知っているかで、現金購入の交渉が変わってきますよね。

卸値知っていれば、相手の利益率を予想して計算したらギリギリを攻めれますよね。

営業さんも度が過ぎた値引きじゃなくて、苦しいギリギリを攻められる方が対応してくれます。

ぎりぎり利益が出そうなラインの方が、体感上頑張ってくれます。

 

なので、ぜひ皆さんにも値引き魔人になっていただきたい。

いま、商品を売っている人は9割は今後関わらない人ですからね。

 

嫌われる勇気を、いえる度胸を身に着けてください。

嫌な人になることができるようになると世界をいきるのが楽になるということをぜひ知ってほしい。