朽ちることのない作品を不朽の名作と私は呼ぶ。幼い頃からPCが友達の私がおすすめするゲームを消化する記事です。
記念すべき第一弾は【冠を持つ神の手】ご存じの方も多いとは思いますが、改めて紹介させていただきます。
【冠を持つ神の手】PC用フリーゲーム(2009年~)
あらすじ(ざっくりと私の言葉で)
ずーっと昔か今か、アネキウス暦という時代のリタント王国で物語は始まります。その王国では、選定印という印を持って生まれてくる赤子が1人おり、その選定印をもつ者が成人すると現在の王から王位を継承するというシステムで王を決めていた。
ヴァイルという選定印を持つ第6位継承者が成人を来年に控えたところ、王国とは遠い辺鄙な村にすむ主人公(あなた)が選定印を持っていることが発覚しました。奇しくも、継承者ヴァイルと同じ14の歳です。
さて、とりあえず1年間、成人するまで城で暮らすことになった主人公。ここから、ゲームが始まり、どう行動するかが問われます。
え、面白そう!?ってなった方もそうじゃない方もぜひ最後まで。
ゲームはADG(選択肢を選ぶようなゲーム)で、日々王になるための特訓や休日の行動などの配分でエンディングが変わっていきます。
特訓では、武勇、知力、信仰、礼節、魅力、交渉
どのステータスを上げるかでどのイベントやどのキャラ攻略ができるかが変わっていきます。
例えば、グレオニーという王国騎士がいます。
彼は、雑用や番兵を任されることが多い兵士で、出身も有名ではなく目標である貴族護衛ができないというキャラです。このキャラクターと仲良くなる際、模擬戦で勝利を収めると好感よく進められる場合があります。そのためには、武力の値が高いと戦闘がうまくいく場合が多いです。
僧侶には、信仰。現王には礼節など、どう進めるかを考えながら自分でエンディングを導くのが楽しみの一つです。やはり、ステータスも予想外だったりそうじゃなかったり
このゲームにはキャラクターがかなりの数がいて、エンディング数も化け物ほどあります。キャラ数はネタバレがあるかと思うので、エンディング数は約110くらいあるとおもいます。(100は超えてるはず)
なぜこんなに多いかというと、それぞれのキャラクターに愛情、友情、殺害、裏切りのエンディングがあります。
え?男同士で愛情?
そうではありません。主人公やヴァイルは未分化という扱いで、平たく言うと性別が決まっていません。イベントで自分で選択することになります。などでほぼ自分の思うように人生を歩むことができます。
このゲームは、王になることを望むもよし、メイドに恋をして王なんかならないのもよし、愛する人を守るために人を殺すもよし、本当にいろんな人間の部分を見せてくれます。
え?やりたい?
まだ、話はあります。
この選択肢が休日に出てきます。
出かけるを選ぶと、キャラクターがいる場所を選び、意中の相手に会うもよし、体力が少ないなら休むのもいいでしょう。(一度も訓練をしない怠け者でやってみたことがありますw)
登場したキャラクターは印象度という者を配分します。
こういった、印象度、選択、特訓ステータス、イベントすべてで自分で選んでいくのです。慣れてくると、あの人を愛したいのに、エンディングにいけないとか。憎いのに倒せないとか。自由!…!圧倒的自由!
それ故に、100用意されたエンディングでは素晴らしいドラマが待ち受けているでしょう。
開発者は
小麦畑様です。
このゲーム、2009年配布開始ですからね…(俺も歳をとったなぁ)
でも、古さは感じません。今の時代にプレイしてもおもしろい作品だと思います。人間ドラマをぜひ体感してください。1周は約2時間です。
以上【冠を持つ神の手】の紹介でした。
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以上、リリアノの恋人だけが愛ではない。という大人な愛の形が大好きな硲でした。