【最適化されたアプリ】優先順位のつけられない若者!?原因はSNS【SNS疲れ、鬱】

FacebookTwitterInstagram、LINE、TikTok、SnapChat。

沢山のSNSがありますが、私はせいぜいLINE。しかも、チャットと通話しか使いません。完全に連絡手段として使っています。

普段の通話はディスコードやスカイプがメインの私にとって縁の遠いSNSですが、そんな私だからこそ思う最近のSNSについて思うことがあるので、その影響をつらつらと書いていきます。

 

 

 

1、最適化されたアプリ

まだPCが出始めて一般家庭に1台あるかないかの状態の話なので、13~17年くらい前に話でしょうか。その頃って、分からないことは人に聞いたり自分で考えたりしてました。でも、インターネットが普及して皆がスマートフォンを持つようになったのはここ5年くらいでしょうか。その時はわからに事を検索すればでてくるようになりました。でも、検索エンジンやAIの進化は今ほどではなく、欲しい情報を得るには脳みそを使う必要があったと思います。(辞書よりも楽ではありますが)

 

そして、現代。

最近Twitterを始めた私は驚きました。

自分にオススメのツイートが出てきます。トレンドやニュースが入力しなくても出てくるようになりました。その人に合う広告や情報がピックアップしてくれるようになりました。

ここで、状況を整理します。

大昔⇒情報が少ない、インターネットが普及していない、調べるとしても辞書、友人

昔⇒検索エンジンに検索ワードを入れる。上手に出てくる検索の仕方を考える。

今⇒生きているだけで必要な情報が入っている。

 

あれ、だんだん考えることが無くなってきていませんか?

 

これをこの先最適化されたと表現していきます。

 

2、使わなくなった脳みその領域

さて、自分で調べることをやめたからといって優先順位がつけられないとは連結はしませんが、最近の人事を担当している友人が言っていました。

「最近の子は期限が守れない」

当たり前のように提出期限を守らないそうです。

私はあなたの会社に応募してくる学生のレベルが低い、と内心思っていましたが、そうではありませんでした。

別の会社でも、同じようなことが起きていていました。

全員ではありませんが期限を守らない子が増えているのは確かだと感じます。

 

なんでそんなことが起きているのか、その問題に私は勝手にSNSなどの最適化されたアプリが原因なのではないかと考えています。

投稿することは周りと同じこと、流行り廃りというのは昔からですが、最近は愚直であります。しかも、リアルタイムで更新されていく状況下に今の学生はいる訳ですから、流行りに敏感になるのは当然でしょう。

ただ、そこで何を始めるかを考えなくなったり、目の前を過ぎる情報の処理ばかりしているのでは?と思います。

友達一人が何をしているのかを逐一確認していては疲れるのは当たり前だと思います。

 

そうして、受ける情報が肥大化して、処理している内にその情報を処理できるようにアプリ側が使いやすくアップデートされていく訳です。でも、アップデートしても入ってくる情報量はむしろ増えるわけですから、何も考えずに情報を入れるインプットの連続になっていくんだと思います。

そして、自分で必要な情報を精査する機能を失った。

 

あくまで、仮定ですがそう思っている方が多いからSNSから離れて生活する人もいますし、鬱になったりしてしまう人もいる訳ですね。

 

あながちまちがっていないと思っています。

 

3、整理できない人間

前述のように、自分で必要な情報を入力しなくても「ある程度」情報が入手できる状態で生きている人間は、自分で情報を精査する機能を失うのではないか?

では、もしそうだとすれば

やらなくてはいけない仕事とやらなくてもいい仕事の分別がつけられない人間も出てくるのではないだろうか。

 

「絶対に必要な事」として存在する新卒の提出書類が遅れて提出される時代。

 

SNS世代は本当に頭で考えて動いているのだろうか。

アプリの最適化はすごく大切な機能を退化させているのではないだろうか。

4、検索するから考えなくなる

あれ、出産祝いってどう渡すんだっけ

仕事辞めたい…どうしようかな

ピーマン安く買いたい

 

1から20000まで検索エンジンすべてを検索してしまいませんか?

病気の事、調べもの、人とのかかわり方、ゲームの攻略法

なんでも検索できて便利ですが、それは本当にいいのでしょうか

 

このまま検索し続けていると

「考えない脳みそ」になるのでは?と私は思っています。

調べられない時にはどうするか、を考えてほしいのですが

頭で考えてより近い答えを導き出すんですね。

 

ネットあり 問題発生⇒検索⇒対応

ネットなし 問題発生⇒現状把握⇒対策⇒結果⇒現状把握⇒対策…

こんなイメージです。

 

考えない脳みそができたとして、最適化されたアプリを使うとどうなるか?

 

5、優先順位のつけられない人

検索エンジンって限界があって仕事のやり方は乗っていても、今の自分の仕事の最適解は乗ってません。

当たり前ですね、でももしかしたら働いて初めて最適解を導き出す行動をした人もいるかもしれません。

学生時代は検索機能ですべてが賄えていたかもしれません。

 

じゃあ、仕事で問題があって対策を考える時

考えたことがない検索したことしかない人間がいきなり考えられる訳なくて、そして必要な情報を精査する力もなくて、今の現状を打開するにはどうしたらいいかのヒントも見つけることすらできなくなるのではないでしょうか。

 

で、じゃあ何をするか

 

今の自分にできる仕事からやってしまう気がしますね。私なら

 

 

6、まとめ

SNSやアプリの最適化が進んで必要な情報を調べなくても入手できる最近は必要な情報を精査する力を奪い、知らないことは検索エンジンで調べるクセが付いた人間は自分の頭で考えて行動することが苦手になった可能性があるのではないか。

自分の会社での仕事のやり方は検索できない。

そういった状況下に初めて陥った若者はフリーズするのか、優先順位を失い、やらなくてもいい事からやってしまったり、タイムスケジュール、タイムマネージメントができない状況に陥ってしまっているのではないのか。

 

以上、完全に持論。

はざまでした。